3つのエリアについて

１つめのエリアは「根」と「幹」の部分。 大樹をぐるりと取り囲むように発達した根の部分はブースター。
大地や空から蓄えた水を噴き出して飛ぶのです。 原始的な力強さを持つ螺旋の幹は進化の象徴。

２つめのエリアは「枝」と「葉」の部分。 今度は複雑に絡み合った枝の部分。
それは工場のパイプのように四方に伸びています。 その先には葉車も見えます。
大きな2本の枝はまるで腕のように様々なものを作るようなイメージ。

３つめのエリアは「樹冠」部分。 さらに上にのぼると今度は乗り物のような姿に。
大きな船のマストはまるで桜色の巻貝。 そこから飛びだすような木幹車。
そのもうもうとした煙が樹冠を形作ります。 この乗り物に進化した部分からは、
大地から飛び立ったこのロケットからさらに旅立とうとする意思が感じられるのです。



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